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2017/2/6 Updated

森ライ夏の陣、第2弾!佐久「薪の森」の下草刈り
分教場で冷やしトマト、トウモロコシ、スイカ!
小諸で昼食と温泉を!

活動日
2016年7月30日(土)
活動場所
長野県佐久市大沢「薪の森」

活動レポート

真夏の大沢財産区に
下草刈りの勇者が集結!

梅雨明け宣言が出されてから2日後の真夏の早朝。すでに気温が上がってきた西新宿のビル街に、佐久市大沢財産区に植えられたコナラ達を雑草から救うべく、42名の方が参加されました!
渋滞を抜け、空気が美味しい佐久に到着!

そうは言っても日陰がないと暑い…

途中のパーキングではコンクリートの照り返しで蜃気楼が浮かびそうな日。大沢に到着したのは午前11時過ぎ、すでに30度を超えています。ですが、日差しは強くとも森に囲まれたこの地区は木陰 に入ると爽やかで、改めて植物の力を感じます。夏の暑さ以上に熱いココロを持つ男、竹垣隊長の開会式でスタート!本日のメンバーは、「薪の森」プロジェクトに毎回参加してくださっているグローリーさん、ジョンソン・エンド・ジョンソンさん、八十二銀行さん、森ライ一般参加のボランティア混成チームです。

くれぐれも熱中症にならないように

分教場で手袋と長靴をゲットして、さあ出発!

森ライでいつもお世話になっている、信州そまびとクラブの工藤さんからも熱中症にならないようにとアドバイス。草刈りに夢中になっているといつの間にか水分補給を忘れてしまうので、喉がかわいたな~と思う前には水分を取ることが大切。渇いたことを感じてからでは遅いのです。「今日は風がないので、気が付いたら水分を取るようにして。くれぐれも無理をしないでやっていきましょう」との言葉。

見渡す限りの美しい森が大沢財産区です

暑い中思い切り汗をかく、森ライの活動はガチなんです!

分教場からバスに揺られて30分。薪の森到着、さらに現場まで歩くこと5分。作業現場は、広~い財産区の中の一部分。大沢財産区は約130年前、明治の時代に大沢村の管理する森として登録されました。国産材が高価格販売できた時代はまさにお金を生む「財産区」。ここの木材を売り、村に電気を通すことが出来たそう。国産材価格の下落等で山に人が入らなくなって荒れた森を、せっかくなら薪ストーブの燃料としてコナラを植えようと始まったプロジェクトなのです。

鎌の使い方をプロが伝授

庭の草刈りぐらいなら鎌でも十分!

今回の活動の1ヶ月前、森ライの草刈り助っ人チームが、伸びに伸びた雑草を刈るために、刈払機を使って下草刈りをしてきています。これだけ広い薪の森、とても人の手だけでは雑草の生長に追い付かないため、機械の手を借りることも必要。でも、人と森の窓口となりたい森ライとしては、刈払機ではできないていねいな草刈りを今日のようにボランティアの力で行うことも重要です。なるべく多くの人が手をかけてくれる森づくりを大切にしたいと考えています 。そこで工藤さんがプロとしての安全な草の刈り方を伝授。鎌を使ったことがない初心者の皆さんの表情は真剣そのもの。

下から上へ。チームワークの見せ所

夢中になって草刈りだ~!

山の斜面を下から上へ登りながら草刈りをスタートさせていきます。前かがみになりながら、滝のような汗をぬぐって、コナラの苗を救っていきます。コナラの苗の横には目印棒を立てているのですが、もはやそれも見えない状態に。片手で雑草をすくいながら、片手で鎌を動かしていきます。時折水を飲みながら、いつの日かすくすく育ったコナラが、大樹になって心地いい木陰をもたらしてくれる日を思って…。

みんなで力を合わせて雑草を刈りました!

壮観!機械を入れずにもこんなに綺麗に草刈りができます!

斜面の下から徐々に刈っていき、最後は一番上まで。無心になって草刈りをして、気づくと一番上まで刈り終えていました。森ライボランティア混成チームが力を合わせて行う真夏の草刈り。今日雑草を刈って光を当てることによりコナラは順調に生長していくでしょう。山にとっては緑のダムに、人にとっては薪ストーブの燃料に、動物たちにとってはどんぐりや木の葉が豊かな森として逞しく 育っていきます。

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  • まだ子どものナナフシを発見!

  • 草刈りの後は分教場で小休止。とれたてのトマト、スイカ、キュウリ、トウモロコシの美味しいこと!

  • 体を動かした後だからお腹ペコペコ。でもこの後にお昼ごはんが待ってるからね!

  • 汗を流すためにあぐりの湯こもろへ。ここの大浴場は浅間山が一望できて最高のロケーション

  • お楽しみのお昼ごはん。分教場でもとれたて野菜をたくさん食べたのに、別腹なのね

  • お馴染み、バスでの森のクイズ。答えは2。右手で鎌を扱って草を刈る時、苗の右側の目印棒がストッパーになります

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Voice
─参加者の声─
  • 永井幸子さん
    2013年にJ-WAVEで竹垣隊長のインタビューを聞いてから定期的に参加しています。この薪の森には植林に来ていて、どうなっているのかとても気になっていて。どんなひどい状況になっているかとドキドキしていました(笑)。そうしたら予想通り!!これは助けなきゃって。もう、雑草との戦いですよね。でも嫌いじゃないんです(笑)。普段はデスクワークなので、今日はとても気持ち良いです!
  • 土居妙子さん
    友人の永井さんに、楽しいよって誘われたのがきっかけで何度か参加しています。こんなに大自然の中で思い切り体を使って汗をかくことって、めったにないので気持ちが良いですよね。草を刈っているときはもう無心(笑)。森ライが九十九里で行っている植林も参加しましたが、あそこは海の横。海も気持ちが良いですが、今日の急斜面の山も、見晴らしが良くて本当に来てよかったと思います。
  • 大島美香さん(ジョンソン・エンド・ジョンソン)坂本嘉之さん
    会社が推奨しているボランティアの1つに森ライの活動がありまして、自然が好きなことや長野に行けることから私が夫を誘って今日は来ています。実は私たち、今年の3月に入籍したばかりの新婚です(笑)。実際に来るまでは全くイメージがつかなかったのですが、草刈りって終わりのない地道な作業。こうした作業を積み重ねることは大変ですし、頭が下がる仕事だと感じました。幸い夫も楽しんでくれたようなのでぜひまた来たいです。