いよいよ始まる!森ライ夏の陣
下草刈りの後は、九十九里のお刺身の舟盛定食!
- 活動日
- 2016年7月2日(土)
- 活動場所
- 千葉県山武市 蓮沼殿下海岸
活動レポート
下草刈り2016のスタートは、
舟盛り定食つきの九十九里ツアー!
森ライの活動は、ガチなのだ!
ほどよい薄曇り、下草刈り日和です!森ライ一般参加のメンバーと、TOTOグループとジョンソン・エンド・ジョンソンの社員ボランティアの皆さんと、合わせて50名弱、力を合わせてクロマツの苗木を救い出します!鎌の使い方やハチ対策などの注意事項を、バスの中、それから現地でも確認してから活動開始。目の前に広がる雑草の海にひるまずにはいられませんが、やると決めたらやるのです(笑)!ザクザクザクザク、永遠に続きそうな雑草の海原を、ひと刈り、ふた刈り着実に、千里の道も一歩から。森ライの森づくりはガチなのです。なんといっても、大人の背丈に届きそうな雑草は、株も頑丈でヤワなものではありません。加えて、ときどきトゲのある植物もあるわ、刺されると痛いアシナガバチはいるわ、注意が必要なのは鎌づかいだけではありません。
数十年後の森を胸に描きながら・・・
日本中の海岸で、潮や風、砂から人の暮らしを守ってきた海岸林。昔の人は同じ苦労をして、これほどたくさんの木を植えてくれたんですね。いえ、装備も道具も今のようではなかった当時は、もっと苦労したに違いありません。こうやって私たちも、数十年後に立派な森と化すクロマツの姿を想像しながら、次の世代のために汗をかこうではないですか!…いやしかし、だんだん暑くなってきましたね。無理せず休憩しながら進めますよ。麦茶で一服も大事です。
小学生も参戦してくれました
この日は小学6年生のK太くんが参加してくれました。K太くんは、森ライが一昨年から取り組んできた、シングルマザー家庭を対象としたアウトドア活動で、おなじみの参加者です。ただ、いつもはお母さんやお兄さんと一緒で、単独参加は初めてです。ましてや、いつもと違う、大人ばかりに囲まれての一日。「大丈夫かな」と少し心配しましたが、そんな心配もなんのその、顔なじみの竹垣隊長や、救急救命士の新井さんをはじめ、大人と会話を交わしながら、草刈り隊の戦力として、汗だくになりながら立派にお役目を果たしてくれました!
お疲れさまでした!
お昼に近くにつれ、さすがに疲れの色が濃くなってきた一同。汗をいっぱいかき、お腹はグーと鳴り、お風呂とごはんが恋しい…。「あと15分くらいで終わります。もうひと頑張り!」という岩崎隊員の掛け声に、力をふりしぼり、「絶対筋肉痛だ…」という悲痛な声も、「ダイエット成功かも」の喜びの声も、聞こえてきたとか聞こえなかったとか。おかげで救い出され、誇らしげにピンと背筋を伸ばしたかのようなクロマツの苗木が、一面にその姿を現しました。数名がハチに刺されるアクシデントもありましたが、帯同の救急救命士が即対応、事なきを得て、本日の活動は終了です!一般参加の皆さんも、継続してこの活動に参画してくれているTOTOグループの皆さん、そして初めて参加してくれたジョンソン・エンド・ジョンソンの皆さんも、本当にお疲れさまでした!
美しい海岸林復活に、ご協力ください!
さてさて、ひとっ風呂浴びてすっきりさっぱり生まれ変わった森ライ一行が向かうのは「海の家 九十九里」。待ってました!本日のご褒美、舟盛り定食です!これがまた、想像以上のインパクトの舟盛りで、厚切りのお刺身の数々。前出の小学6年生、K太くんも食欲爆発!「めちゃくちゃおいしい!帰ったら絶対話す!」と、兄弟への自慢を誓っていました(笑)。終わってみれば、みんな笑顔で、「楽しかった!また来るよー!」と、再びの下草刈り参戦に意欲満々。お土産も買って、めでたしめでたし。ちなみにK太くんが、なににしようか迷った末にお小遣いで買ったのは、九十九里名産メザシのセット。親孝行ですね。また来てね。
Voice
─参加者の声─
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和田肇さん
森ライの活動には、草刈りを含め何度も参加しています。自然を間近に感じながら体を動かして汗をかき、お風呂に入ってさっぱり!気持ちがいいじゃないですか。普段はデスクワークなので、身体に適度な負荷を与えるのも大事。草刈りは特にやった感がありますよ。ここ蓮沼での活動は、震災復興に役立つことができる喜びもありますね。それからもうひとつ森ライの魅力をあげると、竹垣隊長の人柄がいい。堂々としていて物怖じせず、カッコいいです。