そうだ、下草刈りに行こう!九十九里浜の海岸林育成のための草刈りツアー
- 活動日
- 2015年7月4日(土)
- 活動場所
- 千葉県山武市 蓮沼殿下海岸
活動レポート
力を合わせてはかどる、はかどる!本日のノルマ、めでたく達成!
雑草の海から、クロマツを救え!

この雑草の大海原を前にすると、さすがにひるみます…。
下草刈りファンの皆さん待望のシーズンがやってまいりました!活動現場に到着すると、そんな皆さんのワクワクに応えるかのように待っていたのは胸まである高さに育った雑草と灌木。ここからクロマツの苗木を救出しなくてはなりません。まずはいつものように、竹垣隊長から鎌の使い方、蜂やトゲのある植物、また、急な天候の変化、特に雷への注意事項を。安全第一は、常に心に刻まなければいけないのです。季節柄、炎天下での作業が多い下草刈りですが、この日は時折しとしと細かい雨が落ちる曇りの天候。少し蒸しますが、気温も高くなく、活動しやすいコンディションです!
鎌を手に、前進あるのみなのです

こうやって苗木を救出するのです
参加者の中には、この地の地拵えから目印棒の設置、植林まで、一部にでも携わってくれた方が少なくありません。津波の被災地での活動ということもあり、思い入れはひとしおです。手強い相手ではありますが、大事な苗木にちゃんと太陽の光が注ぎ、元気に育っていくよう、力を合わせて雑草の海原をやっつけましょう!…とはいえ、最初は「どこから手をつければ…」という景色でしたが、鎌を入れ始めれば、あとはひたすら前進あるのみ!少しずつでも確実に成果が目に見えるのが、この作業のいいところです。次第にしたたる汗を拭いながら、ザクザク、ザクザク刈り続けます。
体育会系、強し
各企業と、森ライ一般参加者の計4チームにそれぞれ作業エリアが割り振られています。いわゆる「ノルマ」(笑)。負荷の高い作業ゆえ、各自のペースで無理なく進めるのも大事。しかしどうやら、ALSOKチームのスピードがちょっぴり目立つようです。ひとり一人の体力もさることながら、チームとしての機動力も、さすが自他ともに認める体育会系!一同納得です。そして一般参加チームにも、彗星のように現れたヒーローが!森ライ一般参加者では最年少のヒカルさんとタケルさんの兄弟。その馬力と掛け声が他を圧倒!周囲をも盛り上げます。
大変な分、達成感も大きい下草刈り。またのお越しを!

まだまだ先は長い!
大勢の皆さんの活躍により、作業は想像以上にはかどりました!くたくたになりながらも、「あとここだけやろう!」と、有志がもう一踏ん張りしてから終了。素晴らしい成果が得られました!「絶対筋肉痛だ!」と言いながら、表情は晴れやかな皆さん。全員で記念撮影をしたあと、 TOTOグループと綜合警備保障のメンバーとは現地解散です。残る皆さんは、バスで近隣のホテルに向かい、お風呂で汗を流し、お弁当タイムです。本当にお疲れさまでした!下草刈りはまだまだ続きます。ぜひ毎週のお越しを(笑)!
画像をタップすると拡大表示します。
-
まだまだ先は長い!でも、成果も見えやすい!
-
「(肉体労働は)得意分野ですから!」と頼もしい、ALSOKチーム。
-
賞賛の声続出のタケルさんの勇姿!※森づくりの作業では、基本的に長袖着用です。ランニングはNG。タケルさん、次回からは長袖着用で、よろしくお願いします!
-
クロマツが、見事に姿を現しました!
-
やったぞー!
-
汗を流したあとのお昼ごはん。モリモリ食べました〜
画像をタップすると拡大表示します。
マウスポインタを画像に合せるとキャプションを表示します。画像をクリックすると拡大表示します。
Voice
─参加者の声─
-
松山明日香さん
昨年から活動に参加するようになり、植林や伐採は経験済みです。森づくり仲間に下草刈りはさらにやりがいがあると聞いて、気合いを入れて来ました!ビフォア・アフターが目に見えるのが快感ですね。私はもともとアウトドア派ではありませんが、森ライの活動はそんな私にとっても敷居が低く、技術的にも気持ち的にも気負わずに参加できます。被災地の復興に、こうした形で携わる機会が持てたのも嬉しいです。