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2015/12/1 Updated

下草刈りの後は、峠の釜めしと温泉だよツアー

活動日
2015年7月25日(土)
活動場所
長野県佐久市大沢地区「薪の森」

活動レポート

夏の日差しにも、トゲトゲ植物にも負けず、コナラを救い出す!

【7/25開催】長野県佐久市大沢地区の「薪(たきぎ)の森」。エネルギーの地産地消を目指し、15年ほどで薪として利用できるコナラを育てています。植樹したのは今年の春ですが、夏草の勢いはすさまじく、苗木をすっかり覆いつくしています。皆さんのお力をお借りして、そんな苗木をレスキュー!炎天下、トゲトゲの灌木が多い斜面、ハチの被害にも気をつけて…気合いの必要な条件が揃いましたが、皆さんの奮闘のおかげで、短時間でも景色が見違えるようになりました!たっぷり汗をかいたあとは、森ライ恒例・お楽しみコース!今回は、名物「峠の釜めし」で腹ごしらえ→温泉でさっぱりと汗を流し→地元長野県で人気のスーパー「ツルヤ」でお買い物♪です。
日差しが眩しい!まさに炎天下の作業

活動前のオリエンテーション。

少しの渋滞を経て、到着した森の分教場。夏の強い日差しが降り注ぎます。それでも、時折気持ちのいい風を感じられるのが、都会と違うところですね。行ける所までバスで行き、そこから少し歩きます。この時点で汗がじんわり。まずはいつもの通り、作業上の注意事項を確認。地元のNPO、信州そまびとクラブの方々がご指導くださいます。鎌の使い方や、ハチ、有毒の植物への注意、そして肝心の、救い出すコナラを見分けられるよう教わります。この季節の作業は短時間勝負。水分補給と休憩を入れながら、2時間弱の草刈り、力を合わせて頑張りましょう!

汗だくになりながら、ザクザク、ザクザク

突入開始!

2班に分かれて活動開始!それにしても感心するほどに、雑草の生命力は旺盛です。目印棒のそばに植わっているはずのコナラの苗木は、なかなか顔を見せてくれません。トゲトゲの灌木もたくさんあって、手を焼かせます。それでも果敢に踏み入り、突き進む参加者の皆さん、ザクザクやっつけていきます。埋もれていたコナラは健気にも、細い体で踏ん張っていました。1本、また1本と、そんなコナラを救出していきます。大量の汗が額からしたたり、着ている服にもみるみるしみていくのでした。

コナラの救出、完了です!

前進あるのみ!

休憩を挟み、用意されたスポーツドリンクで水分補給しながら、それぞれの持ち場で鎌を振るいます。1時間も経過すると身体にこたえてきますが、マイペースで続けます。下草刈りでは、この、「マイペース」が重要なんです。張り切りすぎて、無理をしてはいけません。最後、「あと15分くらいですね〜」岩崎隊員の声が聞こえ、もうひと頑張り。見渡すと、ずいぶんたくさんのコナラが、その姿を現していました。頑張りました!お疲れさまです!!「やったぞー!」の集合写真を記念に撮って、さぁ、森の分教場に戻ったら、お昼ごはんです!

働いたあとのごはんと温泉は、最高です。

お楽しみのお昼ごはんは、おぎのやの峠の釜めし!いつ見ても、心ときめくパッケージですね。お腹はペコペコ、女性陣もぺろりと平らげました!立つ鳥跡を濁さず。お片づけして、念入りにお掃除して、バスに乗り込みます。向かうは、あさしな温泉 穂の香乃湯。腹ごしらえのあとはさっぱりピカピカになります!露天風呂で日焼けしそうな陽気でしたが、やっぱり温泉はいいですね〜。気分も晴れやか、あとはまたまたお待ちかね、地元で人気のお洒落スーパー、ツルヤ野沢店でお買い物です!

お土産を手に、来年も来ようと誓った(ように見えた)のでした!

店内でおすすめ商品を指南するのは、ツルヤ愛好家?の岩崎隊員。まずは地酒コーナー(森ライではなぜかお約束)、次にジャム。種類がとっても豊富です。気の利いたオリジナル商品も多く、買い込んで、地元経済にも貢献する参加者の皆さんでした。お土産もばっちりですね。さて、本年の、森ライによる薪の森での下草刈りの活動は、これにて終了です。また来年、再来年と、再生可能な資源を育てる取り組みに、息長くおつき合いくださいね。ありがとうございました!

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  • 蝶にハチに、モテモテのお花と、あやかれるよう?写真を撮る女性陣。

  • ザ・炎天下。

  • 果敢に攻める、クサカリーナたち♡

  • 爽やか笑顔で鎌を振る!

  • 成果が見えやすいのが、この活動のいいところ。

  • 頑張ったぞーー!

  • 峠の釜飯、おいしいです。

  • 帰る前は、お掃除も抜かりなく@森の分教場。

  • ツルヤでお土産、たんまり買いました。

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Voice
─参加者の声─
  • 滝沢和貴さん
    造船会社に勤めている反動か、たまには山も!と思って参加してからもう4年かな。テレビで紹介されていたのを見たのが、森ライを知るきっかけでした。自然の中でリフレッシュできるし、いろんな職業の人たちと出会えて楽しい。頻繁に来ていたのですが、1年ほどのブランクを経て復活です!でも、ブランクのせいで、うっかり黒づくめで来てしました…。ハチに狙われないか心配です。注意してやります。
  • 永本真一郎さん
    パートナー(共にご参加の畑中貴久子さん)が見つけてきて、新しいことに挑戦したいと思い参加しました。彼女のほうは、オマケのスーパー「ツルヤ」も目当てみたいですよ。草刈りは想像以上に面白いし、目的がはっきりしているのでモチベーションが持ちやすいです。林業のプロに教わる機会はなかなかないですから、それも嬉しいですよね。あと、ふだん使わない筋肉を動かすのって、新鮮な感じがしていいじゃないですか。筋肉痛は覚悟のうえです!
  • 畑中貴久子さん
    ネットで発見してピンときて、パートナーを誘っての初参加です。週末はなるだけ東京を脱出したくて…。これを仕事としてやらなければならない人にしてみれば、草も見たくないかもしれませんけれど、日頃まったく異なる仕事をしている私たちには、目先が変わって新鮮で、楽しめる作業です。ですから、たまにそうした立場の人たちを動員するのは、とてもいい形ではないでしょうか。取り持ってくれる森ライさんは素晴らしいです!
  • 野口哲也さん、登貴子さん
    イベントで竹垣隊長と名刺交換したことがあって、いつか参加しようと思っていました。九州の、海も山もある田舎で、季節ごとの恵みを味わって育ちました。今は全国的に環境が変わってしまい、田舎はお年寄りばかり。山が荒れているのも心が痛みますね。せっかく来たので目一杯働きます(哲也さん)! ふたりとも山が好きで、ときどき出かけます。途中バスで寄ったサービスエリアとこことでは、ぜんぜん違う風が吹いていますよね。子ども時代に校庭でやって以来の草刈りは思ったより大変ですが、気持ちのいい風を感じながら、頑張りたいと思います(登貴子さん)