今年もやります!森ライ2015キックオフ ミーティング
- 活動日
- 2015年2月15日(日)
- 活動場所
- フロマエカフェ & ギャラリー (東京都荒川区西日暮里4-21-7 コート池上1階)
活動レポート
開催しました!森ライ2015キックオフミーティング
竹垣英信隊長による所信表明演説!
お集りいただいた約20名の皆さまを前に、竹垣隊長から挨拶です。この日もその個性的な装いが話題になった隊長ですが、森づくりへの想いは本物です。「森づくりに携わる団体は全国に3,000以上、しかもずっと増加傾向にあると言われています。これだけの数が活動しながら、森林の問題が一向に解決しないのはなぜでしょう。やはり、消費者としての私たちの関心が薄いのだろうと思うのです。多くの人が、森のことを自分ごとにできれば、きっと解決に近づくはず。そのために森ライが押し進めるのが“木をまなぶ 木にふれる 木をつかう”の3つです」
2014年の活動報告

真剣に聴き入る参加者の皆さん。
竹垣隊長の挨拶に登場した、“木をまなぶ 木にふれる 木をつかう”。森ライでは、具体的なアクションとして、昨年より平日の夜に開催してきた森ライ学会などを通しての学習(学ぶ)、植樹や間伐、下草刈りをはじめとするフィールドでの活動(ふれる)、間伐材を材料に、マイ箸をつくったり、企業と恊働して積み木をつくり幼稚園に寄贈するなどの活動(つかう)を、それぞれ行ってきました。会場ではここから、岩崎隊員にバトンタッチして、2014年を振り返ります。参加者の属性や動機など、アンケートの集計結果をまじえて、さらに詳しくご報告。開催イベントは合計77回、総参加人数は2,317人、植えた木の数は12,325本にのぼります。一般参加者の男女比では、女性が若干多い結果になりました。参加動機は、「森や自然に興味があるから」との回答が最多でした。参加しての満足度は「とても満足」「満足」を合わせると95%を超え、一安心の竹垣隊長です。
2015年の活動方針
次に今年の活動方針です。さらにバージョンアップをはかり、ツリークライミングのほか、チェーンソーでの間伐体験、伐り出した材の搬出体験なども新たに計画中です。一方、千葉の「3.11復活の森」、長野の「ヒノキの経済林」「どんぐりの森」「ブナの森」「アカマツの森」「薪の森」と、引き続き取り組むプロジェクトも、もちろんばっちりスタンバイ。グルメや温泉、果物狩りなど、人気のオマケも従来通り予定しています。しかし!そんなお楽しみを抜きにして、別途ストイックに作業を行う「森ライレンジャー(仮称)」結成の構想もあります。昨年までに頑張って植えた、海岸林のクロマツを筆頭に、ヒノキ、コナラ…苗木を植えるともれなくついてくるのが5年間の下草刈りです。暑い時期に行われる下草刈りにも、たくさんのボランティアの方が参加してくれていますが、今年は本格的に手が足りない可能性が高まっているのです。募集したあかつきには是非、ご協力のほどを!
「会員になる」「寄付をする」というカタチでの応援もよろしくお願いします!
森ライを通じて日本の森林の問題解決に貢献する。かかわり方にもいくつかのカタチがあります。共にフィールドに出かけ、作業をする直接的なかかわり方のほかに、会員になることや寄付をすることでも、活動を支えてもらうことができます。NPO法人は、経済的な利益ではなく公益のために活動を行う組織ですが、その活動は、個人や企業からの寄付や助成金を原資に行われています。今後、規模や内容を充実してゆくには、今以上に強い経済基盤をつくってゆかなくてはなりません。毎月・毎年、金額を決めて、または、臨時収入があったときなどにその都度と、方法も複数ご用意しています。ご協力よろしくお願いします!
目にも楽しいベジ料理で懇親会

フロマエカフェのキッチンでは、こんな素敵な料理が用意されていました。
お陰さまで参加者の皆さんには、活動報告を真剣にお聴きいただき、最後はご質問やご意見も飛び交いました。その間、フロマエカフェのキッチンでは、次々と素晴らしいお料理が準備され、出番を待っていたのでした。オーガニックの野菜の組み合わせと調理法のバリエーションが目にも楽しい創作料理の数々です。動物性の材料はほとんど使われていませんが、どれも満足感のあるおいしさで大好評。お料理の説明の際には、こちらのお店のオーナーで、環境ライターでもある箕輪弥生さんが、竹垣隊長と岩崎隊員を結びつけたというエピソードも披露されました。岩崎さんを紹介するその日、大遅刻をしたうえにあまりに「軽装」で(笑)現れた竹垣隊長に、箕輪さんがハラハラしたというサイドストーリーも。
【オマケ】こちらも大好評でした!「ね個展」
この日まで6日間開催されていた「ね個展」。猫好きで知られる岩崎隊員がiPhoneで撮り溜めた都会の野良猫たちの写真展です。いろんな柄の猫たちの自然な表情は猫派に大人気。動物の救護活動を行う団体への寄付になる、オリジナルの販売用カレンダーやフォトブックも、手に取る姿が見られました。「撤収を手伝ってくれたら差し上げますよ」と気前の良い岩崎隊員の言葉に、写真をはがすことより選ぶことに夢中になる女性数名。「ね個展」の猫の写真は今、複数のお宅の壁に飾られていることと思います。
画像をタップすると拡大表示します。
-
参加特典、森ライ特製カレンダー2015。「1セットだけ竹垣隊長のおふざけ写真が含まれる当たり(ハズレ?)がある」との話に、参加者なぜか戦々恐々。
-
猫の写真をバックに熱く語る竹垣隊長。その姿が、スティーブ・ジョブズと重なった…と思った人はいなかったようです。
-
オシャレは足元から。竹垣隊長の本日のファッションポイント。
-
自身が撮影の野良猫たちの写真を背景に、森ライの活動報告を行う岩崎隊員。資料がわかりやすいと評判。
-
報告を終え、最後のスライドは竹垣隊長の「どうぞ、よろしく」。地縛霊ではありません。
-
オーナーの箕輪さんによるお料理の説明を、活動報告以上に(!?)真剣に聴き入るご一同。
-
おいしく、楽しく♪懇親会。
-
森ライ写真部の写真も展示。猫だけではありません。
-
「ね個展」でチャリティ販売されたフォトブックとカレンダー。
画像をタップすると拡大表示します。
マウスポインタを画像に合せるとキャプションを表示します。画像をクリックすると拡大表示します。