今日まで、そして明日から。森ライ2016キックオフミーティング
- 活動日
- 2016年1月16日(土)
- 活動場所
- 西日暮里 from a&e cafe
活動レポート
森ライは、前進するぞ!
〜森ライ キックオフミーティング2016
今年もよろしくお願いします
夕暮れどきの西日暮里の街、from a & e café。ゆるい空気が流れています。そこに、ミーティング参加者がひとり、またひとりと集まってきました。週末のこの時間を森ライと過ごしてくれてありがとう!今年も森ライオリジナル卓上カレンダーをお土産にプレゼント。ご自宅で、ご職場で、いつも森ライを思い出していただけます。さて、ウェルカムドリンクの温かいハーブティを飲みながら、しばし岩崎隊員による、活動の報告と今後の方針をお聞きいただきます。
2015年の活動報告
森ライは今年で13歳。13年の間に、少しずつ変化しながら前進してきました。現在、活動の柱としているのは①市民や企業と行う森づくり ②“木づかい”による企業の環境/社会貢献活動 ③母と子の野外体験の3つです。その中でそれぞれ、“木をまなぶ 木にふれる 木をつかう”という森ライの活動ポリシーを実現しています。2015年に実施したすべての活動の回数を数えると108回。人間の煩悩の数と一致しているのはおそらく偶然ですが、参加延べ人数も4,083名にのぼり、この規模の団体としては非常に多いほうだと思われます。ちなみに参加者の男女比はちょうど半々くらいです。2015年は、初参加の人、参加2〜5回の人、参加11回以上の人がそれぞれ3割前後と拮抗しています。
①市民や企業と行う森づくり
最初に、①のうち、このミーティングに出席してくださった方にもおなじみの、一般参加の森づくりをレビューしていきます。「ヒノキの経済林づくり」「どんぐりの森 里山再生プロジェクト」「ブナの森づくりプロジェクト」「アカマツの森 里山再生プロジェクト」「薪の森づくりプロジェクト」「3.11復活の森プロジェクト」。最後の、千葉の被災海岸林の再生のための活動を除き、長野県内をフィールドにしています。最初のふたつは、昨年で森ライのミッションが完了しました。残るプロジェクトの中でもとりわけ「3.11復活の森プロジェクト」については、まだまだ精力的に植えて、育てていかなくてはならないことから、今後も長い目で多くの協力が必要です。幸い、活動に参加してくれた皆さんの満足度調査では、「とても満足」と「満足」を合わせると9割を超えています。ほとんどの人が次回以降も参加の意向をお持ちなので、ご一緒にやり遂げられると信じています!
②“木づかい”による企業の環境/社会貢献活動 ③母と子の野外体験
①に含まれる企業との森づくりは、「3.11復活の森プロジェクト」の一部をはじめ、着々と進行しています。また、企業の皆さんには②の環境/社会貢献活動のプログラムとして、国産材を使用した積木や箸づくりなどをワークショップ形式で提供しており、2015年は、社会貢献活動として、研修の一環として、利用が大きく進みました。③も②と同様に、森ライの活動の中では新しいメニューです。アウトドアに親しむ機会が少ない傾向にあるシングルマザー家庭の親子を対象にして、概ね月に一度、多彩なツアーを開催しています。2015年暮れには、スキー体験を初めての1泊ツアーで実施しました。関係者から大変喜ばれ、意義のあるものと評価されていますので、今後も継続していきます。
2016年は「整える」年
2016年の活動の年間計画もすでに立てられています。少なくとも数十年先のビジョンが必要な森づくりを、今年も地道に、「正しいことを、楽しく」続けていきます。皆さんもぜひ、長野と千葉での森作り活動にご参加ください。森ライは、団体として今年を「整える年」と位置づけて、改めて体制を見直し、近年中に認定NPO法人となるべく、さまざまな点で体制を整えてまいります。認定NPO法人となれば、森ライの社会的信頼が向上するほか、寄付をしてくれた方にも、寄付控除を受けられるなど税制上のメリットが生まれます。認定されるためには、国税庁より、より公益性の高い団体として、広く一般から支持を受けているかなどの要件を満たしていることを認められなければなりません。この要件の内訳には、寄付者の人数や金額その他の基準をクリアしているかも含まれているため、皆さんのご協力が不可欠です。日本の森を元気にするため、たくさん方の信頼に値する団体であれるよう、「整え」精進していく所存ですので、これからも森ライを支えてください。
交流会はおいしく楽しく♪
長らく座ってお聴きいただきありがとうございました!おいしい料理を囲んで交流会をお楽しみください!今年は森ライらしく、森の味覚・鹿肉の料理をメインにご用意いただきました。知らない同士だった素敵な皆さんがつながり、仲間となり、こうして共に楽しい時間を過ごせることは、NPOの活動を始めたことで得た大きな副産物のひとつですね。いつもありがとうございます。今年もたくさんお会いしましょう!2016年も、どうぞよろしくお願いします。
Voice
─参加者の声─
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土佐浩樹さん
4年ほど前でしょうか、共通の友だちがいたことから、たまたま飲み会で竹垣隊長と出会って、森ライを知ることになりました。人生で出会える人は意外に少ない。なんらかの形で接点があったのだから、その縁は貴重なはずだというのが僕の考えです。オフィスや店舗を対象にした観葉植物のレンタル事業を行っているので、今年から、プランターひとつをレンタルしてもらうごとに苗木1本分を、森ライに寄付することにしました。植物を扱う自社の社会貢献としてしっくりきます。利用が進むよう頑張ります。