活動一覧

ANNOUNCEMENT & REPORTS

REPORTS

活動レポート

写真

2016/3/30 Updated

企業コラボで1500本のクロマツを植えるぞツアー

活動日
2016年3月5日(土)
活動場所
千葉県山武市 蓮沼殿下海岸

活動レポート

5回目となる蓮沼殿下海岸林での植林活動に、新しい仲間が加わりました。
2020年には、どこまで大きくなっているかしら。

まだまだ寒さ残る3月5日の日曜日、東京駅新丸ビル前午前7時。平日なら日本屈指のオフィス街を会社員が足早に行きかう時間ですが、日曜の早朝は観光バスが何台か停まり行き交う人もまばらな、全く異なる景色です。貸切バスの一台に森ライ初参加の日本オラクルの社員ボランティアの皆さまが続々と乗り込んできます。今日の活動は、Facebookで森ライの活動を知ったある日本オラクルの方が興味を持ち、ぜひ日本オラクルも活動に参加しようと考え、社内調整を重ねてようやく実現したものなのです。そして、今回の活動には震災直後の2011年8月から蓮沼殿下海岸林の再生活動をずっと支えてくれている、地元企業のTOTOバスクリエイトとTOTOハイリビングの方々も現地に集まってくれています! NPOに大切な企業コラボの実現です。
青いビブズのTOTO&赤いTシャツのオラクル。総勢59人で1500本のクロマツを植林します!

よ~し、植えるぞー!えいえいおー!

集まったメンバーを前に竹垣隊長が植林の手順を説明した後は、恒例の活動前記念写真をパチリ。活動前はまだまだ表情が硬いのですが、活動後に写真を撮ると疲れた体にも関わらず、表情がすっきりとして自然な笑顔が出るのは植林効果でしょうか。それにしても今日はTOTOチームのブルーとオラクルチームのレッドがまぶしい!一人グリーンのジャケットを着る隊長と美しい色合いの記念写真となりました!

3チームに分かれて1人約30本のクロマツを植え、海岸林をつくっていきます。

TOTOグループで1班、日本オラクルで2班を編成し、合計3チームで植林を行います。TOTOチームには竹垣隊長が、日本オラクルチームには樹木医の関さんと森ライスタッフの岩崎&橋本が作業手順を説明。さあ、植林タイムのスタートです。まだまだ冬の寒さが残る3月上旬ですが、一生懸命に体を動かすと、汗ばんできます。

年齢も性別も関係なく参加できるのが森ライの活動。3世代で参加の方も!

苗木周りを踏み固めることがとても大切です

目印棒を抜いて土を掘る→クロマツの苗の根が収まる深さまで穴を掘り、クロマツの苗を掘った穴に入れ植える→土を密着させるため、周囲を足で踏み固めて目印棒を差し戻す。基本的に植林の手順はその繰り返しです。説明では簡単ですが、この日の植える場所は、強敵ですした。土を掘り起こすと木の根がたくさんあり、これを取り除かないと穴を掘ることができないのです。 でもそんなときは引っ張ることが大好きな子ども達が大活躍!和気あいあいと作業がすすみます

みんなで協力すれば2時間でこの通り! 最後の1本まで苗木を植え、海岸林を広げていきます

開始から2時間でこの通り!1本の苗木も無駄にせず最後まで植え切ります

普段はオフィスワークの方も、森ライの活動ではガッツリ体を動かします。自然の中で体を動かして、環境に良いことを楽しく行うのが森ライのモットー。仕事では頭を動かすことが多い人も、穴を掘ってクロマツを植えるという単純作業に夢中に取り組みます。冬は寒さを感じ、夏は汗をかく。地道な作業の繰り返しで、海岸林の奥行きが拡大していきます。

画像をタップすると拡大表示します。

  • これまでの活動地の様子を振り返ってから作業をはじめました。

  • 植林に興味津々の子ども達。その前に木を掘り起こさないとね!

  • ちびっ子はマイスコップを持参。一生懸命に苗木を植える穴を掘ってくれました。

  • 子ども達にみんなの前で「いただきます」の掛け声を依頼する隊長

  • 酒蔵見学チームは浪川荘の送迎バスで守屋酒造へ

  • 日本酒と甘酒の試飲、塩辛いおつまみの試食が嬉しい!

  • 帰りのバスで活動の振り返りをクイズで出題。最後まで明るい参加者の皆さん

画像をタップすると拡大表示します。

マウスポインタを画像に合せるとキャプションを表示します。画像をクリックすると拡大表示します。

Voice
─参加者の声─
  • 大滝友行さん(TOTOバスクリエイト)
    史隆くん功さん美枝子さん
    2012年8月から継続して参加しています。今日は両親と息子、3世代で参加しました。海外林が来るたびに広がっていて感動しますね。森ライの活動は体を動かしてすっきりするし、とても楽しいです。え?オレンジのつなぎが目立ちますか?黒っぽい服装にはハチが寄ってくると竹垣さんの話を聞いて、ワークマンへ行ってオレンジのつなぎを新調したんです。植林にぴったりです。笑 このつなぎで次は夏の下草狩りを頑張ります。
  • 阿部充広さん(TOTOバスクリエイト)
    東北転勤から戻ったばかりで、3年ぶりの参加です。3年前はまだまだ枯れ木がたくさん残っていて、今日は植林が進んでいてびっくりしました。千葉生まれで、サーフィンをずっとしていたので、震災時は千葉の海岸の様子をYouTubeで見ていました。千葉の海も被害を受けたので、海の近くで出来るボランティアを探してこの活動に参加しました。夏の下草狩りが大変だと聞いたので頑張って参加したいと思います。
  • 臼井文泰さん(日本オラクル)
    友人のFacebookで森ライの活動を知りました。ちょうどその時、社内でボランティアに関心のある有志が定期的に集まり何かできることがないかと模索をしていたので、これは良い!と思いさっそく友人に連絡を取り竹垣さんに会いに行くことに。レジャー色もあって家族で参加できるし、良いことを楽しくやろうという森ライの活動に、会社として中長期に関わっていけるようこれからも周囲を巻き込んでいきたいです。
  • ジョンソン・カイリーさん
    オラクル勤務の友人に誘われて参加しました。日本では英語教師として働いていますが、故郷アメリカのワシントン州ではクリスマスツリーを育てるボランティアに参加していました。植樹活動はアメリカではポピュラーで、両親と参加する子どもも多くいます。今日はこれから酒蔵見学ができるので日本酒好きとしてはとても楽しみです!