母と子で森づくりとスイカ割りと森林学習!バーバキューもやるよ。
- 活動日
- 2015年8月23日(日)
- 活動場所
- 千葉県山武市蓮沼殿下海岸防災林
活動レポート
ちびっこ草刈り隊出動!
ごほうびは、海辺のBBQ&スイカ割り♪
初めての、草刈り鎌

貸し切りバスで、活動現場に到着!
夏季の炎天下が、その作業の過酷さを倍増させる下草刈りの作業ですが、この日はほど良く曇ってくれました。この時期としてはずいぶん涼しくて、いわば草刈り日和です。現地ではまず、万一の地震・津波の際の避難場所を習います。そして、危険が伴う鎌の使い方について、事前に何度も確認。まだ小さな子は、鎌を使わず、背の高い草を両手で引っこ抜くことでお手伝いです。生い茂った雑草は、小さな子どもの背丈を超えるものもあります。作業に集中すると周囲が見えづらくもなり、鎌で隣の人を傷つけてしまうこともあるので、よく気をつけましょうね。
雑草に埋もれたクロマツくんが、こんにちは

雑草は、やっつけてもやっつけても、まだまだあります。
鎌を使うのは、子どもたちはもちろん、お母さんだって多くは初めて。最初は慣れない手つきでも、「やってみると楽しい」との声多数。それにしても、あまりに勢い良く繁茂した雑草には手を焼きます。トゲトゲの植物や、丈夫でなかなか切れない大きな草もたくさんあって、終わる気がしません。「見てー、こんなに大きなの抜いたよー!」手で引っこ抜く役割を与えられた小さな子たちが、ときどき誇らしげに叫びます。クロマツの苗木を、一本一本確認しながら、地道な作業が続くのでした。
頑張って、お腹が空きました

一面に、クロマツの苗が姿を現しました!
麦茶で休憩を取りながら、もくもくと作業を続ける一同。次第に飽きてきた子どもたちは、散策モード(笑)に入ります。「終わったらバーベキューだよ!頑張んないとお肉食べられないよ!」という、竹垣隊長のあたたかい励ましにも、もはやモチベーションが上がらないちびっこ草刈り隊もちらほら。そろそろ終了の時間がやってまいりました。それでもずいぶん、苗木がすっきりと見えるようになりました。頑張りました。お疲れさまでした!
バーベキュータイム〜!

竹垣隊長はじめ、焼き担当は大忙し!
お腹ペコペコで海の家に到着。すぐに準備が開始されるも、もう待てないよ〜。ジュウジュウジュウジュウ、頑張って焼くスタッフ。鮮やかな?トングづかい、パタパタうちわ…竹垣隊長は、もはや夜店のお兄さんにしか見えません。そんなにお腹が空いていても、独り占めをする子はなく、焼けたものを載せた大皿を、順にテーブルに置いていきます。少しずつ、みんなの口に入るようにね。配膳に大活躍の子だっているんです。じきにどんどん焼けてきた、お肉に、お野菜、そして焼きそば!精力的に平らげます。
砂浜を走り、びっしょびしょ

でっかい砂場、夢中で遊びます。お母さん、お洗濯よろしくね。
お腹が満たされると、放たれた矢のように砂浜に繰り出す子どもたち。少し肌寒いくらいでしたが、なんのその。波が大きく、遊泳禁止の旗が出て、「そっちはダメ!!」と、スタッフの、このときばかりは厳しい指導が。とがめられると一瞬神妙な表情を見せます。けれど、すぐに笑顔です。楽しくてなにより。でも、海の怖さを甘く見てはいけません。波には近寄らず、海の家近くでキャッキャと遊び始めましたが、汗をかき、スイカを冷やしていた水も掛け合って、びしょびしょのちびっこ続出です。
スイカ割りで、もうひと盛り上がり

スイカ割りのスイカ、食べたら甘かったね。
お次はスイカ割り!歓声が響きます。最後まで、よくぞそんなに元気が続くと感心させられるほど、みんな元気!もうひと盛り上がりして、その間、おしゃべりに花を咲かせていたお母さんにお着替えさせてもらって、バスに乗り込み、海をあとにします。下草刈りから始まった一日、たくさん食べて、お友だちと遊んで、体をいっぱい動かして、満喫しました!お母さんたちも笑顔です。新宿で、「またね〜!」と元気にさよならしました。