母と子の落ち葉のプール遊びに
火おこしあそびと焼き芋づくりツアー
- 活動日
- 2015年12月13日(日)
- 活動場所
- 埼玉県鶴ヶ島市「農業交流センター」
活動レポート
「子どもは風の子」の一日、
集めた落ち葉を農家さんにプレゼント
落ち葉、ワシャワシャ!
バスを降りて、落ち葉かきを行う公園に向かいます。風の冷たさに負けそうな大人とは対照的に、へっちゃら顔のちびっこたち。公園に到着したら、地元の有機農家さんと対面し、ご挨拶です。堆肥にするために使う落ち葉を大量に集めることは、各々の農家さんだけで行うと骨の折れる仕事ゆえ「毎年助かっています」とおっしゃってくれました。その言葉に、さらに張り切るちびっこ一同であります!各自、熊手や大きなちりとりを手に、出動です。ワシャワシャと、集められ、山になっていく落ち葉、落ち葉、落ち葉!
秋ならではの、遊びも満喫!
集めて積み上げた落ち葉は、袋詰めにします。ギューッと圧縮して、たくさん詰めます。みんなでやるとはかどって、どんどん袋の数が増えていきました。一休みの時間には、集めた落ち葉のプールにダイブしたり、その落ち葉をかけ合ったり。「キャッキャ」と逃げ回っては大はしゃぎ。そんな様子を見ながら笑っていたら、気づくと大人も寒さを忘れてました。あと一踏ん張り、最後の袋に残りの落ち葉を詰めているころ、ぽつりとぽつりと空から落ちてきました。朝から雨との天気予報はハズレてすべり込みセーフ!作業終了です!
おやつも充実の、お昼のメニュー♪
さてさて、地域の皆さんが、お昼ごはんを用意して待っています。手づくりおにぎりと、熱々のけんちん汁、ほかにもなにやらおやつらしきものもあるよ。焼き芋づくりは、サツマイモを濡らした新聞紙で包んでから、さらにアルミホイルで包みます。これは子どもたちも自分でやります。炭に投入して、ホッカホカのおいしい焼き芋にしましょう。おやつとしては、その炭を利用して炙って食べられるよう、マシュマロやフランスパンが準備されていました。溶かしチョコレートを付けることもできます。うれしいね!
「子どもは風の子」の、真価を発揮!
ひとしきり、おいしい時間を満喫したら、小雨の中を駆け出します。中学生から、未就学の小さな子まで、一緒に遊びに夢中になります。おおよそ月に一度開催しているこのツアーで、何度か顔を合わせている子たちも、この日に初めての子たちも、みんなでワイワイ、楽しそうです。その間、おしゃべりを楽しんでいたお母さんたちのもとに帰って来たころには、汗をいっぱいかいている子も!無尽蔵のエネルギーには驚くばかり。でも、風邪引かないよう、ちゃんと着替えて帰りますよ〜。
木工での集中力も光ります!
雨降りを見越して、インドアでも遊べるよう、いろんな木工キットを持参していた竹垣隊長。工作好きのちびっこたちは、それに夢中でした。際限なく走り回る体力にも、ものづくりに取り組む集中力にも、どちらにも感心。このたびもたくさん遊んで、食べて、楽しい一日でした。農家さんの野菜をお土産にいただいたら、大人も子どもも笑顔で帰途に着きます。バスの中では、さすがにスヤスヤ…の姿が多いようでした。