森ライ夏の陣、第2弾!佐久「薪の森」の下草刈り
分教場で冷やしトマト、トウモロコシ、スイカ!
小諸で昼食と温泉を!
- 活動日
- 2016年7月30日(土)
- 活動場所
- 長野県佐久市大沢「薪の森」
活動レポート
真夏の大沢財産区に
下草刈りの勇者が集結!
渋滞を抜け、空気が美味しい佐久に到着!
途中のパーキングではコンクリートの照り返しで蜃気楼が浮かびそうな日。大沢に到着したのは午前11時過ぎ、すでに30度を超えています。ですが、日差しは強くとも森に囲まれたこの地区は木陰 に入ると爽やかで、改めて植物の力を感じます。夏の暑さ以上に熱いココロを持つ男、竹垣隊長の開会式でスタート!本日のメンバーは、「薪の森」プロジェクトに毎回参加してくださっているグローリーさん、ジョンソン・エンド・ジョンソンさん、八十二銀行さん、森ライ一般参加のボランティア混成チームです。
くれぐれも熱中症にならないように
森ライでいつもお世話になっている、信州そまびとクラブの工藤さんからも熱中症にならないようにとアドバイス。草刈りに夢中になっているといつの間にか水分補給を忘れてしまうので、喉がかわいたな~と思う前には水分を取ることが大切。渇いたことを感じてからでは遅いのです。「今日は風がないので、気が付いたら水分を取るようにして。くれぐれも無理をしないでやっていきましょう」との言葉。
見渡す限りの美しい森が大沢財産区です
分教場からバスに揺られて30分。薪の森到着、さらに現場まで歩くこと5分。作業現場は、広~い財産区の中の一部分。大沢財産区は約130年前、明治の時代に大沢村の管理する森として登録されました。国産材が高価格販売できた時代はまさにお金を生む「財産区」。ここの木材を売り、村に電気を通すことが出来たそう。国産材価格の下落等で山に人が入らなくなって荒れた森を、せっかくなら薪ストーブの燃料としてコナラを植えようと始まったプロジェクトなのです。
鎌の使い方をプロが伝授
今回の活動の1ヶ月前、森ライの草刈り助っ人チームが、伸びに伸びた雑草を刈るために、刈払機を使って下草刈りをしてきています。これだけ広い薪の森、とても人の手だけでは雑草の生長に追い付かないため、機械の手を借りることも必要。でも、人と森の窓口となりたい森ライとしては、刈払機ではできないていねいな草刈りを今日のようにボランティアの力で行うことも重要です。なるべく多くの人が手をかけてくれる森づくりを大切にしたいと考えています 。そこで工藤さんがプロとしての安全な草の刈り方を伝授。鎌を使ったことがない初心者の皆さんの表情は真剣そのもの。
下から上へ。チームワークの見せ所
山の斜面を下から上へ登りながら草刈りをスタートさせていきます。前かがみになりながら、滝のような汗をぬぐって、コナラの苗を救っていきます。コナラの苗の横には目印棒を立てているのですが、もはやそれも見えない状態に。片手で雑草をすくいながら、片手で鎌を動かしていきます。時折水を飲みながら、いつの日かすくすく育ったコナラが、大樹になって心地いい木陰をもたらしてくれる日を思って…。
みんなで力を合わせて雑草を刈りました!
斜面の下から徐々に刈っていき、最後は一番上まで。無心になって草刈りをして、気づくと一番上まで刈り終えていました。森ライボランティア混成チームが力を合わせて行う真夏の草刈り。今日雑草を刈って光を当てることによりコナラは順調に生長していくでしょう。山にとっては緑のダムに、人にとっては薪ストーブの燃料に、動物たちにとってはどんぐりや木の葉が豊かな森として逞しく 育っていきます。
Voice
─参加者の声─
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永井幸子さん
2013年にJ-WAVEで竹垣隊長のインタビューを聞いてから定期的に参加しています。この薪の森には植林に来ていて、どうなっているのかとても気になっていて。どんなひどい状況になっているかとドキドキしていました(笑)。そうしたら予想通り!!これは助けなきゃって。もう、雑草との戦いですよね。でも嫌いじゃないんです(笑)。普段はデスクワークなので、今日はとても気持ち良いです!