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2016/9/12 Updated

森ライ夏の陣、第3弾!佐久「薪の森」の下草刈り
今度は、果樹園でBBQランチ&リンゴ狩りだ!

活動日
2016年8月21日(日)
活動場所
佐久 大沢「薪の森」

活動レポート

草刈りフェス第三弾は、佐久市大沢の薪の森。
残暑の厳しいなか、めいっぱいがんばりました!

森ライの夏の風物詩といえば、草刈り。植林後の苗木が元気に生長できるように、日ざしを遮る下草を刈り取る大切なミッションです。この日の目的地は、2014年からコナラの植林をスタートした佐久市大沢財産区。薪ストーブの燃料を自給できる森を、地元の方たちと協力しながら育てていくプロジェクトです。
快晴の日曜日、36名の参加者が集まりました

一路、長野県へ!

昨日までの雨とは打って変わっての快晴。今日も暑くなりそうです。森ライ一般参加者に加え、八十二銀行さん、EMCジャパンさん、VMwareさんから有志ボランティアの参加もあり、合わせて36名。親子連れも数組いて、にぎやかな編成です。大沢財産区での活動は7月にも開催され、その間にも数回、森ライ有志による下草刈りが行われていますが、夏の雑草の生長は驚くほどスピーディー。「フェス」の名にふさわしく、めいっぱいの作業が予想されます。

4チームに分かれて、さっそく作業開始

まずは手順を確認。みんな引き締まった表情です。

今日の活動は4つの班に分かれて行います。現地に着くと、森ライ常連参加者が中心のA班はさっそく急斜面に足を踏ん張り、慣れた手つきでザクザクと刈り始めます。ちびっ子部隊のB班は、竹垣隊長と一緒に安全な斜面の下側へ。「これはコナラ?」「これは違うの?」と、一つずつ確認しながらゆっくりと作業。見慣れない草刈り鎌にも、興味津々の様子です。初心者の多いC班、D班は、信州そまびとクラブの工藤さんと池田さんに鎌の扱い方をしっかり教わり、慎重に刈り始めます。

休憩を挟みながら、ザクザク、ザクザク

目に付いた雑草をひたすら刈り取ります。

背丈を軽く超える草むらのなかを刈り進めると、たちまち汗が顔を伝います。ふと見上げれば空は高く、ススキの穂も伸び始め、佐久には東京よりもずいぶん早く秋が訪れているようです。が、ジリジリと照りつける日ざしは真夏そのもの。苗木の脇には目印棒が立てられていますが、暑さでぼんやりしていると、大切なコナラを刈り取ってしまいそう。ときどき休憩を挟んで水分を取りながら、ザクザクと刈り続けます。

元気に育つコナラたちの姿が!

すっきりキレイになった斜面を見上げながら。

地面がすっきりしてくると、ようやくコナラたちの姿が見えてきました。雑草に負けずに元気に育って いる様子に、「これはやりがいあるね!」と満足気な声も聞こえてきます。左右から刈り進めてきた各班が、斜面の中央あたりで合流するころ、予定より少し早めですが、竹垣隊長から「そろそろ終了にしましょう!」の声がかかりました。「正しいことを楽しく」が森ライのモットー。熱中症になっては元も子もありません。きれいになった斜面を眺めながら、ひと息。コナラたちにエールを送り、現地をあとにしました。

お腹いっぱいのお昼ご飯。りんご狩りも楽しみました

めいっぱい働いたあとのお昼は最高!

サッと片付けを終え、さぁお昼ご飯に出発! お隣の小諸市にある松井農園さんに向かいます。りんご園や釣り堀などがある大きな農園で、 事前に希望を取ったニジマス炭火焼定食や、自分で肉や野菜を焼きながら食べるバーベキュー定食をたっぷりいただきました。園内の直売所ではいろいろな種類の桃やりんごを試食させてもらい、お土産も大充実。ちびっ子チームはりんご狩りも楽しみました。温泉で汗を流して帰路へ。佐久市での森づくりは、11月と12月に、来年の植林に向けた地拵え作業を予定しています。秋が深まるころ、またコナラたちの様子を見に集まりましょう!

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  • 必須アイテム、革手袋と草刈り鎌を持って作業場所へ。

  • 信州そまびとクラブの工藤さんの、ていねいなレクチャー。

  • 夏の雑草の勢いはスゴイ!

  • 暑さは厳しくても、あちこちに秋の気配が。

  • アートを感じさせる植物の正体は、ウバユリの果実。

  • 雑草に負けず、コナラはしっかり葉を伸ばします。

  • 終了! みんないい笑顔!

  • 帰りのバスでは、恒例、森のクイズ。

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Voice
─参加者の声─
  • 高橋直之さん(EMCジャパン)
    社内でボランティアの募集があったので、参加してみました。思ったより体力勝負の作業でしたね。最近は忙しくて全然体を動かしていないんですよ(笑)だんだんコツがつかめてくると、ザクザクと刈り取る感触が心地いい。無心に草を刈って、すごくリフレッシュしました。
  • 高松良光さん(EMCジャパン)
    社内のボランティアグループの運営にも携わっているので、毎月1回は、何かしらのボランティア活動に参加しています。春には森ライの海岸林の植林にも行きましたよ。夏の作業はキツイけれど、個人的にはちょっともの足りない気分ですね(笑)もう少し刈りたかった!
  • 加藤めぐみさん(VMware)
    会社の社会貢献として、年間で40時間をボランティア活動に当てられるようになっています。長期で海外の活動に行く人もいますし、私も献血や募金活動などに参加したことがあります。ボランティアって、やっぱり楽しいほうがいいですよね。今日は草刈りのあとにBBQやりんご狩りもあって、楽しみがあるからこそ、充実した気持ちで作業ができました。
  • 河村優子さん(VMware)
    これまで、障がいのある子どもたちと一緒に動物園に行ったり、犬や猫たちのシェルターで散歩や掃除を手伝ったりと、いろいろなボランティア経験があります。でも、こんな自然の中での活動は初めてで、とても新鮮。今日は私にとっての「初鎌」なんです!思ったよりうまく使えたかな。達成感のある一日でした!