来春の植林に向けてのガチなお仕事!
林内残材整理と地拵えツアー
- 活動日
- 2016年11月12日(土)
- 活動場所
- 長野県佐久市 大沢 薪の森
活動レポート
美しい紅葉の森で、
来年に向けての地拵え作業!
スタートはちょっぴり波乱含み
よく晴れた行楽日和、朝から関越道は大渋滞!なかなか進まない車の列にちょっとジリジリさせられましたが、こんなときはあせっても仕方ありません。のんびりと車窓の景色を眺め、おしゃべりを楽しむうちに、川越あたりからようやくバスは快調に走り始めました。佐久への到着は予定より約2時間遅れ。森での作業時間を確保するために、先にお昼ご飯を食べてから森へ向かうプランに変更となりました。
お腹を満たして、いざ森へ!
大沢 森の分教場に着くと、地元のお母さんたちが用意してくれた鍋いっぱいのカレーが待っていました!野沢菜漬けや搾りたての牛乳など、佐久ならではの美味しいものも並び、みんな大満足。手早く片付けを済ませ、さっそく現地へと向かいます。今日行うのは来年の植林の準備、地拵えという作業。草刈り鎌やノコギリを手に、足を滑らせないように気をつけながら斜面を下ります。冬の訪れを前に広葉樹がきれいに色づき、立ち止まってカメラに収める人もいました。
来年の植林に向けて、大切な準備作業
作業を始める前に、信州そまびとクラブ代表の工藤さんから手順を教わります。本来の使い方とは違いますが、鎌で枯れた草や小枝を集め、長い幹や枝は運びやすい大きさに玉切りして、等高線に沿って3.6m間隔で棚のように積み上げていきます。これは1.8m間隔で行う植林の邪魔にならないため。きちんとスペースを確保しておくことで、来年、スムーズに苗木を植えることができます。周りに気を配り、お互いにケガのないように作業するのも大事なポイント。
みんなの集中力で、無事に目標達成!
適度に間隔をあけて散らばり、まずは絡み合った小枝や草の片付け。足元が少しすっきりしたところで、太い幹や長い枝をノコギリで切っていきます。渋滞の影響で時間が短めということもあってか、みんないつも以上にテキパキ。今日は、上は60代から下は小学生まで、さまざまな年代の参加者が集まっていますが、それぞれのペースで真剣に取り組んでいました。ほとんどノンストップで作業は進み、あっという間に地面はきれいに。スタートの遅れをきっちり取り返し、全員満足げな表情で森をあとにしました。これで来年に向けての準備は万端。みなさん、本当におつかれさまでした!
Voice
─参加者の声─
-
永田明宏さん
実は僕たち、親戚同士なんですよ。佐久での活動は初期から参加していますが、子どものころ以来会っていなかったので、最初は全然気づかなくて(笑)森がつないでくれた不思議な縁に驚きました。森ライの活動はすごくストレス解消になります。僕のように都会で暮らす人も、ときどき森に来て体を動かしたほうが絶対いい!リフレッシュの場としても、森は大切だと思います。
瀧澤 修さん(信州そまびとクラブ)
15年前、退職後に神奈川県から佐久市に移住しました。自宅に薪ストーブを設置したので、燃料の薪を調達するために信州そまびとクラブでチェーンソーの講習を受けたのが、森づくりに関わるきっかけですね。明宏くんとはずっと会っていなかったので、お互いに「なんでいるの!?」という感じで、本当にびっくりしました(笑)