富士山のすそ野で母と子の盛りだくさんな一日♪
- 活動日
- 2016年11月5日（土）
- 活動場所
- 山梨県富士河口湖町
活動レポート
ほうとう作りとコウモリ穴探検！
富士山のすそ野、母と子の盛りだくさんな一日♪
秋の行楽日和。遠足気分です
秋の遠足風です。
西湖畔に到着すると、赤に黄に、秋色に染まった木々が待ち受けていました。紅葉がちょうど見頃です。登場したのは、富士山のことはもちろん自然での遊びに詳しいスタッフの面々。いろいろ教えてくれますよー。頭と体をほぐし、会話を促すためのゲームをはさんで、遠足気分で移動します。ワクワク♪
ほうとう作り① 麺になる小麦粉をこねこね
ふほうとう作り。ふなぼう先生の手元を見つめる！
お昼ごはんにすべく、地元山梨の郷土食ほうとうを手作りします。先生はふなぼう。ふだんからおうちで作るそうで、「お店で食べるのとはひと味違う家庭の味」のレシピだそうです！麺からつくる本格手作り、まずは小麦粉に水を加えて、辛抱強くこね続けます。体重をかけ、丸めてこねてを繰り返すと、次第に生地がなめらかになってゆきます。真剣な面持ちで生地と格闘する子どもたちの姿が見られました。
ほうとう作り② 生地を伸ばしてごろごろ
粘度みたいでちょっと楽しいですが、けっこう、チカラがいるのです。
生地がすべすべ、なめらかになったら、次はめん棒で伸ばしてゆきます。簡単そうに見えて、ふなぼうのお手本通りに、生地を丸く、薄く伸ばすのはむずかしい！それでもみんな、根気よく取り組みます。一度伸ばした生地を折りたたみ、再び伸ばす。見よう見まねでやるうちに、ちょっとずつコツがつかめてきます。最後は包丁を入れ、ザクザク切ってできあがり！それらしくなりましたよ！
ほうとう作り③ 野菜と一緒に煮ていただきます！
たっくさん食べました！
ネギにカボチャにニンジン、キノコ、油揚げ。お手製の麺は、栄養たっぷりの具と共に、味噌味で煮込みます。燃料は薪！大人数なので、かまどに大鍋がずらりと並びました。できあがった大鍋を、ふなぼうが各テーブルに運んでくれました。フタを開けると、ふわーっと湯気が上がり、おいしそうなにおい！「いただきます！」あつあつをフーフーしながら口に運びました。お味はもう、たまりません！子どもも大人も笑顔です。
秋の青木ヶ原を観察しながら
樹海に来たよ！
お腹が満たされた一同、いよいよコウモリ穴を目指して樹海に入ります。青木ヶ原は色とりどりの落ち葉で、足下もきれい。途中、スタッフのひとり、ふなっちゃんが、秋の赤い葉っぱ、黄色い葉っぱの違い、青木ヶ原の土壌や植生など、いろんなことを教えてくれます。小さな子にはちょっと遠いかな、と思われた距離でしたが、トレッキング日和、みんな思っていたより元気に歩きました。そしてついに西湖蝙蝠（コウモリ）穴に到着！ここの蝙蝠穴とコウモリは、国指定天然記念物です。
コウモリ穴、あなどれず
コウモリ穴の内部に潜入中！
この辺りは、その昔、溶岩流が湖を埋めてできたそう。みんなで行ったコウモリ穴も溶岩洞窟です。総延長は386.5メートルと、なかなかの規模の洞窟。ヘルメットをかぶり中に入ると、空気がひんやり。暗い道のその先には、子どもでもかがまなければ通れない、狭い場所もありました。不用意に立ち上がるとゴツン！と硬い天井に頭をぶつけます。ヘルメットがあって良かったです…。みんなで静かにコウモリを待ちましたが、飛んでくることはありませんでした。時間帯にもよるそうですが、簡単に見られるものではないらしいです。
コウモリが、いました！！
いたいた！コウモリ〜！
幸運のシンボルとも言われるコウモリ。「今日はいなくて残念だったね。でも、洞窟はすごかったね」なんて会話をしながら出口に向おうとしたそのとき、「コウモリがいる！」との情報が！誰の行いが良かったのでしょう、小さなコウモリが、子どもも見られる位置に一匹、ぶら下がっていました！みんなで、至近距離で見ることができましたよ。なんかいいことありそうです！めでたくコウモリに出会えて、足取りも軽く戻る一同でした。いろいろと教えてくれた、スタッフの人たちにお礼を言ってバスに乗り込み、みんなで手を振ります。帰りのバスの中でも、楽しいおしゃべりに花が咲くママたち。そして例によって、新宿に着いたあとも肩車をせがまれる、ちびっこに大人気の竹垣隊長。一日、目一杯遊んだね。楽しかったね〜！
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