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2016/8/15 Updated

日本ロレアル「シチズンデー」の環境貢献活動
鶴見川の侵略的外来種除去

活動日
2016年6月22日(水)
活動場所
神奈川県横浜市港北区 鶴見川

活動レポート

日本ロレアルの環境貢献活動 その1。
鶴見川の侵略的外来種除去活動。

世界最大級の化粧品会社、ロレアルグループは、2010年より社員がボランティア活動を実施することで、ロレアルの社会的責任へのコミットメントを実現する日として「シチズンデー」を制定しています。 ロレアルグループの日本法人である日本ロレアルでは、今年から社員がボランティアプログラムを自由に選択して参加できるようにしました。森のライフスタイル研究所は、その中の2つのプログラムをサポートさせていただきました。その一つが横浜市港北区を流れる鶴見川河川敷での侵略的外来種除去活動です。現地で長く自然保護活動を実践しているNPO鶴見川流域ネットワーキング(TRネット)をパートナーに日本ロレアルの社員さん40名が活動に参加しました。
梅雨空の下、40名のボランティアが活動

スタッフに引率されて綱島サブセンターへ。

活動当日はあいにくの雨模様。集合場所の綱島駅には、ぞくぞくと日本ロレアルの社員の皆さんが集まってきます。駅構内の混雑を避けるため、十数人が集まるとその都度、TRネットのスタッフが鶴見川の綱島サブセンターまで誘導。綱島サブセンターは、鶴見川とその流域の河川学習や環境ボランティア活動を支援する施設です。ここでTRネットのスタッフの方や代表理事で慶応大学名誉教授の岸由二先生から本日の活動の意義や内容を説明していただきました。

外来種を除去して環境保全に貢献

スタッフから外来種植物のレクチャー。

説明を聞いたらグループに分かれて、いよいよ活動現場の河川敷へと向かいます。本日の活動は、河川敷に繁殖している外来種の植物の除去することです。生命力の旺盛な外来種の植物は、放っておくと昔から鶴見川の河川敷に生えていたオギなどの在来種の植物を駆逐してしまいます。在来種の植物を守り、昔からの環境を取り戻すために外来種の植物を引っこ抜いて除去しするのが本日のミッション。除去するのは、セイタカアワダチソウやオオブタクサ、アレチウリなど。改めて岸先生から、引っこ抜くべき植物を教えてもらい活動開始です。

身近な水辺の自然環境を知る貴重な体験に

岸先生が外来種植物について念入りに説明。

どれを残してどれ除去するか迷う人もちらほら。みんなで教えあいながら引き抜いていきます。活動現場のすぐ横には東急東横線の橋が架かっていて、ときおりけたたましい音を立てて電車が通り過ぎていきます。対岸には大きなマンションも立ち並ぶ都会の中でも、よく観察すれば様々な植物や生物が棲息する自然があることに改めて驚きます。幸い、心配していた雨に降られることもなく活動を続け、たくさんの外来種植物を引き抜くことができました。活動の後にはTRネットのスタッフが用意してくれた鶴見川で採れたウナギやカニなども見せていただき、自然の豊かさに感心しました。本日の活動は午前中のみの短時間なものでしたが、鶴見川の自然に触れて新しい発見もあり、達成感もあり、気分もリフレッシュしたようでした。参加してくださった日本ロレアルの社員さんたちは、午後は通常の業務を行うため会社に戻っていきました。

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  • 岸先生のお話を真剣に聞く参加者。

  • 活動の前にユニークな体操を。

  • 草むしりなんて、何年ぶりかしら。

  • 外来種植物をかたっぱしから引っこ抜いていきます。

  • たくさん引っこ抜きました。

  • すぐ脇の橋を電車が通ります。

  • シチズンデーには各国のロレアル社員が社会貢献活動を行います。

  • TRネットのスタッフが用意してくれたミニ水族館。

  • 戦利品?のセイタカアワダチソウを持って記念撮影。

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