森ライが企業向けに提供している、国産材を用いた参加型の木づかいプロジェクト。この日は、自動改札機を最初に世に送り出したことでも知られる、日本を代表する最先端ものづくり企業・オムロンの東京事業所でのワークショップです。年に一度開催される「オムロンこども参観日」。勤務する社員の皆さんのご家族を招待し、子どもたちにお父さん、お母さんの職場を知って理解を深めてもらう日です。その中でおこなわれる、ものづくり体験に、森ライがプログラムを提供しました。長野県産の杉の間伐材を使ってつくる森の時計。上手にできたらおうちで使ってくださいね。
時間になると、続々と参加者の皆さんが来場。ベビーカーも多く、赤ちゃんから、夏休みの小中学生まで、保護者と合わせて111名が大集合!オムロンのハンドボール部「ピンディーズ」のチームマスコット、ピンディが入り口でお出迎え。社員の方によるマジックを楽しんだあと、オムロンの企業案内を経て、ふたつのグループに分かれて順番に、職場見学と、ものづくりワークショプの両方に全員が参加します。時計の盤になる正方形の杉板には「OMRON」の焼印。国産材を使うことの意義を説明したあと、オリジナルの森の時計づくりが始まります。
まずは文字盤。時計の時間の位置が示された紙をハサミで切って板にあてがい、それに沿って鉛筆で目印をつけます。次に12個の小枝の輪切りを木工用ボンドでくっつけていきます。1cm弱の小枝の輪切りは素材そのまま。少しずつ大きさや表情が異なって、木ならではの、素朴であたたかな味わいがあります。次にムーブメント、そして針を取り付けて、電池で動けばできあがり!お好みで、色を付けてもOKです。これをふたつのグループ、入れ替え制でおこないます。飽きずに集中して取り組む子どもたち。保護者の皆さんも真剣です!
「先生ー!」と、慣れない呼ばれ方で、あちこちからお声がかかる竹垣隊長は、駆け回り、大忙し!この日のために?新調した、まぁるい黒ぶち眼鏡は、見ようによっては昭和の時代の先生風です。無事に全員完成して、子どもたちの笑顔を見て一安心!お部屋に掛けて、木のぬくもりを楽しんでね。別に設置された畳のプレーゾーンでは、森ライが用意した、カラマツを原料使ったブロックで、小さな子どもたちも遊んでくれていました。みんな、いろんな形で日本の木に触れて育って、大きくなったら森に行ってみてね。
「こども参観日」は大盛況でした。スタッフの皆さま、お疲れさまでした!
オムロン(株)はものづくりの会社なので、「子ども達にものづくりの楽しさを経験してもらいたい」という事で 森ライさんへお願いしました。
竹垣隊長の熱血指導のもと、子ども達は目をキラキラさせながら真剣に手を動かし、時には片づけをお手伝いさせられながら(!?)もバッチリ時間内に素敵な時計が完成しました。
時計のあまりの可愛さに、周りの大人のスタッフからも「欲しい!」と大好評。アンケートでも工作が1番楽しかったという意見もあり、大成功に終わりました。
竹垣隊長、素敵なものづくり体験をありがとうございました!